今市事件から8年4か月    

慎重な裏付け捜査進行中
 
 
 日光市(旧今市市)大沢小1年だった吉田有希ちゃん=当時(7)=殺害事件で、別の事件で逮捕、勾留されている鹿沼市内の30代の無職男が、事件への関与をほのめかす供述をしていることが16日、捜査関係者への取材で分かった。栃木、茨城両県警の合同捜査本部は、男が事件に関わった可能性もあるとみて、慎重に裏付け捜査を進めている。今後の捜査の展開次第では事件解決につながる重大な局面を迎えた。 
                                                                                                         (下野新聞 417日 朝刊)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20140417/1567951 より
   
この事件(200512月)では、事件解決に結びつく有力な情報の提供者に支払われる捜査特別報奨金(300万円)、情報提供謝礼金(200万円)の更新は6回行われている。情報提供謝礼金は、捜査協力の任意団体や遺族が拠出しているが、そこには何としても犯人を捕まえたいという遺族の強い思いが込められている。
 
 
被害者は、鋭利な刃物で胸を十数カ所刺されており、遺体が発見されたときは、体中の血液が流出していたという。いったい、どういう人物がこういう惨いことをしたのか。こういう人物が何気ない顔をして生活しているとしたら、とても許せることではない。
  
 
栃木、茨城両県警で懸命な捜査が行われている。そのことは当然のことである。しかし、警察の威信に掛けた捜査が思い込みを生み、そのことが誤った判断をすることがある。最近の例では、パソコン遠隔操作事件(2012年)で4人が誤認逮捕されている。冤罪は、死刑判決の下る可能性のある事件であると否とにかかわらず、絶対にあってはならない。
  
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