死刑制度に関して何が正義か  

廃止か、存置か?

  

かつて、「私は犯罪被害者より加害者のほうが辛いと思う。被害者の苦痛なんて交通事故のように一瞬だ」と述べた弁護士がいました。犯罪被害者の遺族にとってこの言葉は、とても聞き捨てならないものだと思います。遺族でなくてもとても容認できるものではありません。

  

確かに、死んでしまった被害者は如何なる苦痛も感じることはできません。死んでしまえばそれっきりです。どうすることもできません。しかし、問題なのはその被害者が死ぬまでに味わった苦痛や恐怖です。それは比較できるものではありません。刑の執行を受けて味わう加害者の苦痛の方が大きいなどとどうして言えるのでしょうか。

 

まったくもって死刑廃止論者の言うことには見当外れのことが多過ぎます。そういうことで死刑廃止論者の主張が理解されるはずはありません。死刑制度を容認する人が8割を超えるのも当然です。

 

河村龍一は、現行の法制度に対する問題提起として「真夜中の看守長 ルナーミッション」を執筆しました。決して自分の名前を売るための執筆・出版ではありません。一人でも多くの方に手に取って読んで貰えることを念じています。

          

『被害者支援の充実強化のために』

http://www.iwate-vsc.jp/natu.pdf

   

我が国における犯罪被害者支援の現状と今後の課題

http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200304_627/062701.pdf

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リク・ラク・ララック・ライラック

>「私は犯罪被害者より加害者のほうが辛いと思う。
>被害者の苦痛なんて交通事故のように一瞬だ」

何の罪もない被害者の苦痛は一瞬。
でもその瞬間に一生分の苦痛と悲しみと恨みを味わったはず。
そして残された遺族の方の苦痛は一生続きます。

「能力や才能と人格は別物」
法的な知識があり、世間一般的には知的レベルも高いはず。
ただ得てしてそういう人間ほど
他人の痛みが分からないのかもしれません。

by リク・ラク・ララック・ライラック (2013-01-09 22:06) 

通り魔

この、犯罪被害者遺族を二度目の犯罪に遭わせるような発言をした人物であるが、国賊「菊田幸一」と思われる。国賊のプロフィールは次のとおり。
菊田 幸一(きくた こういち、1934年12月15日 - )は、日本の法学者、弁護士(登録番号:31228、第二東京弁護士会所属)。専門は刑事法、刑法学、犯罪学(刑事政策)。学位は法学博士(明治大学・1967年)。明治大学名誉教授。監獄人権センター副会長。滋賀県長浜市出身。
司法試験合格者ではないが、弁護士法第5条により法学博士課程有す大学の法学部法律学科の助教授ならびに教授を5年以上務めたことにより法曹資格を得て弁護士登録した。法務大臣の諮問機関である刑事施設法検討委員会のメンバーに加わり顧問に就任し監獄法の改正に尽力した。
現行の刑事収容施設法(刑務所・拘置所などに関する法律)の発案者。
現在、日本の刑務所は、国賊たちの立案した「刑事収容施設法」により、
「犯罪者の楽園」と化した。
国賊菊田は、死刑廃止論者であり、死刑存廃問題では率先して死刑廃止運動に従事し、被疑者・刑事被告人および囚人の法的権利を重視する学説を唱える一方、死刑に代えて終身刑を導入する必要性も主張している。
現在、海渡雄一と共に監獄人権センターを主宰し、刑事弁護を中心として、刑事事件、受刑者・少年事件の人権問題を中心として活動する、いわゆる「人権派」悪徳弁護士である。
監獄人権センターの活動内容であるが、被収容者の人権を尊重する、と明記した「刑事収容施設法第一条」を盾に、受刑者や被告人などの犯罪者に対し、刑務官の攻略方法を指導したり、犯罪者たちが収容されている各刑務所についての情報交換の支援及び犯罪者の権利を強く訴えている。
国賊や国賊の仲間の弁護士たちは犯罪者に脱法・刑罰の減刑方法を指導している。要するに「凶悪犯罪が起きてナンボ」の悪徳人権弁護士である。
自著『死刑廃止・日本の証言』では、死刑囚の母親(大道寺幸子)との対談中「私は犯罪被害者より加害者のほうが辛いと思う。被害者の苦痛なんて交通事故のように一瞬だ」と述べている。また、テレビの生放送討論会で「司法が制裁を与えないなら、私が殺す」と発言した本村洋氏に対して「あんた、(犯人の)少年が死ねばそれで満足なのかよ」、「法律も知らないくせに」と、本村氏を罵倒した人物。
国賊菊田たちが制定した法律により、現在、日本の刑務所は「犯罪者要請施設」と化し、治安崩壊に拍車を掛けている。

by 通り魔 (2013-01-11 22:08) 

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