事件から18年、犯人は絶対に許せない!!
事件からちょうど18年が経ちました。殺害された小林順子さん(21歳)は、事件の翌々日には、アメリカの大学へ留学生として出発する予定でした。留学の選考試験も上位で通過し、第一志望の大学だったといいます。犯人は未だに特定されていません。小林さん本人はもちろんのこと、小林さんの活躍を期待していたご両親にとってどんなに無念であろうかと思います。
上智大生殺害、懸賞金を延長=最大800万円、情報提供呼び掛け―警察庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120907-00000016-jij-soci
時事通信 9月7日(金)5時14分配信
東京都葛飾区柴又で1996年、上智大4年小林順子さん=当時(21)=が殺害された事件で、警察庁は6日、解決に結び付く情報の提供者に懸賞金を支払う制度を1年間延長することを決めた。遺族による私的懸賞金と合わせ、最大800万円が支払われる。
小林さんは96年9月9日、自宅2階で首を刺されるなどして殺害された上、自宅が放火されて全焼した。玄関に残されたマッチ箱には、犯人のものとみられるA型の血液が付着していた。
東京・葛飾 上智大生殺害事件 ジャーナリストの夢絶たれた娘 真相追い求める父の17年間
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130908/crm13090812000003-n1.htm
1996年9月9日 柴又上智大生殺人事件
http://www.tanteifile.com/dragnet/mikaiketsu/jiken/001_050/005_1996_09_09/index.html
柴又三丁目女子大生殺人・放火事件
秋葉原事件(2008年6月8日)
無差別殺人犯を読む(4)
http://blogs.yahoo.co.jp/vosot_just/64468515.html
より
被害者遺族の叫び
同上
ここに、もう一つの共感がある。
「まったくそのとおりだ」と言わざるを得ない。
そして、ここにも、加工されていない「生」の言葉があるのだ。
加害者にもなりえた、被害者にも、被害者の遺族にもなりえた存在。
そして、けっして過去完了形ではなく、これからも「なりえる」存在。
両腕でかろうじてバランスを取りながら平均台の上をそろりそろりと歩くような危うい存在であることを想わずにはいられない。
加害者・加藤智大は、家庭環境に大きな問題があった。それは、連続ピストル事件の永山則夫にも共通する。しかし、家庭環境に問題があったとしてもその犯した罪の重大さは否定されない。犯した罪に相当する刑罰が課せられるのは当然だ。
不遇な境遇にある者がすべて問題行動を起こすわけではない。生きるのが困難な状況ににあってもその辛さに耐えて多くの人は生き抜いている。「一人では死ねなかったから誰かを殺して死刑になりたかった」などと言って無差別殺人に走るなど、甘えるのもいい加減にしろと言いたい。