事件から8年半、犯行当時23歳
「今市の女児殺害、32歳男逮捕」~犯罪被害者と遺族
警察の執念の捜査により、犯人がようやく逮捕されましたね。この事件については、今でもよく覚えていました。
犯人は逮捕されたのですが、コメントのしようがないほど許せない、という強い怒りが次第に私の頭の中に充満してきました。
ご遺族の心情を察すると、もはや「犯人の反省・更生」なんてどうでもいいから、裁判などで無駄な時間と税金を費やすことなく、こいつを即刻処刑すべきだと思いますよ……。
【事件の概要】 (省略)
以上ですが、国は血税まで費やしてまでも、こんな「鬼畜」の人権を保障し、いったい何のどこを弁護する必要があるのでしょうか。
私は本の刊行に先立ちまして、過去にこういった残虐な事件の犯罪被害者遺族の人々にコンタクトしてきました。
ご遺族の方々の怒り、無念、悲しみは私の想像を絶するほど深く、筆舌しがたいほどの心情でした。
私が刑務官として一番辛かったこと、それはこいつのような凶悪犯罪者たちでも、塀の中では人権と安全を保障し「大切に」おもてなしをしてやることでした。
私は拙著刊行に際し犯罪被害者の視点に立ちながら、改めて刑務官として勤務する中で凶悪犯罪者たちと接した時、この国の法の不備・不条理に強い憤りを覚えました。
およそ「矯正」「更生」など無縁な犯罪者たちに、刑務所を管理・運営する法律とはいえ、そこまで刑務所が「サービス」してやる必要があるのか、そんな刑務所だったら彼らは必ず再犯で舞い戻ってくるのは明白だと、日々苦々しく感じていたのです。
現場の刑務官や警察官たちの中には、正義感だけで過酷な日々の勤務をのりきっている人たちもいます。
今回、「今市の女児殺害、32歳男逮捕」の報道で、およそ9年間の執念の捜査により犯人逮捕に至った警察官に敬意を表します。
2014-06-03 23:07:00 | 日記
より
河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜
http://blog.goo.ne.jp/tennen-okita-ret-1
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